居抜き物件のメリットとは

居抜き物件のメリット

居抜きメリット

さて、まずは居抜き物件のメリットを見てみましょう。

 

新規にお店を造っていくときは、コンクリートが剥き出しになっているスケルトンと呼ばれている状態から天井や壁・床などを造っていくことになりますし、トイレの水回りや厨房の設備を揃えたり、椅子やテーブル・看板なども揃えていく必要があるので、膨大な費用が初期投資としてかかってしまいます。
しかし、居抜き物件の場合で同じ業種であれば、設備や内装をそのまま利用したり、改装を行うにしても一部だけになるので改装にかかる費用を大幅に節約する事が出来、少ない初期投資で開店することが可能となります。
そして、改装を行うにしても少しだけになるので、改装の工事にかかる期間が短くてすみ、開店準備を始めてから開店するまでの期間がその分早くなり、早く営業を行なう事が出来るのでその分収益を上げることが可能となります。
そして、以前のお店が地元のお客様が良く来店していたお店であれば、新規に出店したお店にもそのまま来店して来てくれる可能性は高いですし、PRを行なってあの店があったところに新しい店が出来たということで、新しい地元のお客様を招き寄せることも可能となります。
そして退出する店舗にとってもメリットがあります。

 

退出するお店のメリットは3つあります。

メリットその1 設備をそのままにして退出ができる

設備の解体や廃棄を行なったり内装のクリーニングを行なって、入店当時の状態に店内を戻すことにかかる費用を削減することが出来ます。
原状回復費用が掛からないのが大きなメリットです。

 

メリットその2 状態が良い設備や造作は売却できる

新しく入ってくるお店のオーナーに設備や造作を譲渡することで、収入を得ることが可能となります。

 

メリットその3 契約満期ぎりぎりまで営業可能!

原状回復を行なわなくて良い分、次に入ってくるお店が決まって引渡すまで営業を続けることが出来、その分収益を上げることが出来ます。
それから賃貸物件を管理しているオーナーにとっても、居抜き物件であれば空室になる期間を作らないで新しいお店を迎え入れることが出来るので、賃貸収入を継続的に得られるメリットがあります。

 

次は居抜き物件のデメリットを見てみましょう
居抜き物件のデメリット